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沖合域海洋調査 SERVEY
精密海底地形地質調査
海底地形

水深の深い海域での海底地形測量、海底資源探査の広域調査や、海底ケーブルルート調査が行えます。
第一開洋丸、第三開洋丸、第七開洋丸に船底装備されたマルチビーム測深機を使用して測深することで
水深10m〜11,000mの海域で精密な海底地形を把握し、様々な海洋事業の基礎資料を提供します。
海底地形データとともに水中のノイズデータを計測し、海底から立ち上るプルーム等の音響異常を見つけることができます。
また、ビームの反射音圧を使用し、簡単な海底の底質分布を知ることができます。
上記データを解析することにより作図できる図面は、等深線図、鳥瞰図、反射音圧図、音響異常点図、海底傾斜図など。


水深4000m付近の海山での等深線図(鳥瞰図重ね)

反射音圧図

音響異常を検出した解析画面
保有船舶

第一開洋丸 EM122(水深10〜11,000m対応)SBP-120を艤装

第三開洋丸 EM712 (水深5〜3,400m対応)を艤装

第七開洋丸 EM302(水深10〜7,000m対応)
TOPAS(PS-18)を艤装
海底地質

海底資源探査の広域調査や、海底ケーブルルート調査にデータを使用しています。
第一開洋丸、第七開洋丸に船底装備されたサブボトムプロファイラー(TOPAS PS-18およびSBP-120)を使用して、
水深11,000m以浅の海域にて海底面下数十メートルの堆積物構造が確認できます。
また、すべての所有船舶で実施可能な曳航式サイドスキャンソナーおよびサブボトムプロファイラー統合システムの2000DSSを使用し海底面状況画像と高解像度な地層探査記録が得られます。
データを解析することにより、等層厚線図、表層堆積物地層断面図、底質図などを作る事ができます。


船底装備サブボトムプロファイラー記録画面

サイドスキャンソナー(2000DSS)記録画面
保有機材

2050DSS
海底ケーブルルート調査

世界各地での全ての水深域(〜11,000)にて海底ケーブルルート調査が行えます。
DTS(デスクトップスタディー)にて、既存資料を使用しての海底ケーブル予定ルートの検討。
陸上部調査として、GPSやトータルステーションを用いて、ケーブルの陸揚げ地点周辺の地形等を把握します。
潜水調査として、潜水士が浅海域の地形や予定ルート上の層厚測定、磁気探査、ビデオ撮影を行いルート選定の基礎資料とします。
海洋部調査は上記船舶を使用しマルチビーム測深機、サブボトムプロファイラー、サイドスキャンソナー、各種採泥器等を使用して予定ルート周辺のルート決定に必要なデータを取得します。データの解析は船上にて随時行い、各種図面を作成しルートの検討ができる資料を提供します。


汀線付近の地形調査

潜水士による磁気調査

浅海域の既存ケーブル

小型船による浅海域の地形調査

大型船での海底面探査
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